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Channel: Danelectro研究(「だのじゃん」改めDano研)
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動画で楽しむDano(417)

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Listen to the Flower People


1984年の映画「This Is Spinal Tap」はスパイナル・タップという架空のバンドのストーリーを、ドキュメンタリー的な手法でもっともらしくでっちあげつつ、当時のロックスターを取り巻く業界のあれやこれやを戯画化した作品である。監督・脚本はロブ・ライナーで、これが彼の監督デビュー作となる。

さて、スパイナル・タップといえば、「目盛りが11まであるアンプ」のエピソードがとりわけ有名であるが、このバンドは一応、デヴィッド・セントハビンズ(演じているのはマイケル・マッキーン)とナイジェル・タフネル(演じているのはクリストファー・ゲスト)という二人の出会いから始まり、1964年にはビート・バンド風、1965年にはサイケデリック・ロック風、そして1980年代にはハード・ロック風といった感じで、時代により音楽性を変化させていった歴史を持っている。

そこでこの動画であるが、これはそのサイケデリック・ロック期の楽曲で「Listen to the Flower People」が演奏されている。この映像も音楽もいかにもフラワーな雰囲気がいい感じなのだが、ここでナイジェル・タフネルが弾いているのがダンエレクトロのダブルネック、3923なのである。しかしながらここで聞こえてくるのはエレクトリック・シタールの音だったりするのである。

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